7月15日日曜日、外気温は35度を上回り、体育館内はそれ以上の温度だったと思います。
熱い・・・・です。
練習試合を行い、選手は一生懸命練習試合に挑みました。
そんな中で疑問に思ったことがあります。
それが「勝利」についてです。
私から見て、この日のベストゲームは負けた試合でした。
ディフェンスもオフェンスもしっかりと走り、とても良い試合だったと私は感じました。
負けたのですが・・・選手が精一杯のポテンシャルを発揮したゲームでした。
しかし・・・この日のバットゲームが勝った試合でした。
こんな思いをしたのは初めてです。
勝ってモヤモヤ、イライラでした。
会場で選手にも色々と話しをしましたが、家に帰ってから悶々と一人考えました。
試合で選手は一生懸命コートの中で「勝負」をしています。
もちろん「勝負」にこだわることは大切ですし、「勝ち」「負け」は必ず付いてきます。
しかし「勝利」という意味ではどうでしょう・・・。
今回の練習試合でチームは「勝負」には「勝」という結果を得ました。
私の個人的な解釈ですが、「勝利」とは「勝って利を得る」ということかと思いました。
この「勝った」試合でチームとして、選手個人としてどのような「利を得た」のでしょうか?
勝てばよい・・とは私は考えられませんでした。
これが私が導き出した自分なりの結論でした。
チームや選手に勝って大切な利を与えられなかったのは私の責任です!
勝てば選手の功績ですし、勝つことは大切ですが、コーチとしては「負け」でした。
こんなに指導が難しいとは・・・まだまだ勉強が足りません。
チーム、選手に最高の「勝利」を与えられるように、私も精一杯コーチとして精進します。